NHK「ニュース7」“傾いた”構図にSNSで批判殺到 ダッチアングル演出か？

<p>こんにちは、Ammver編集部 漆原です。<br> 本日は、10月22日に放送されたNHK「ニュース7」で物議を醸している“映像の傾き”問題について取り上げます。<br> SNSでは「NHKが高市総理を斜めに映した」「印象操作では？」といった投稿が急増。<br> 映像表現の専門用語「ダッチアングル」という言葉までトレンド入りしました。</p>

<p>問題のシーンは、10月22日の夜7時のニュース。<br> NHKが高市早苗総理の関連報道を放送した際、映像や写真が<strong>わずかに斜めに傾いている</strong>ように見えたと視聴者から指摘が入りました。</p> <p>この構図は通常の報道映像ではあまり使われないもので、<br> 映画などで不安定さや緊張感を表現する際に用いられる「ダッチアングル」と呼ばれる手法に似ていたことから、<br> 「公共放送が印象操作をしているのでは」という疑念がSNS上で広まりました。</p> <blockquote> <p>「NHKのダッチアングル、明らかに不安を煽ってる」<br> 「高市総理の映像をわざと傾けるなんて、悪意を感じる」<br> 「公共放送なら水平を保て」<br> といった投稿が相次いでいます。</p> </blockquote>

<p>「ダッチアングル（Dutch Angle）」とは、<br> カメラを水平軸から意図的に傾けて撮影する映像手法のこと。</p> <p>主に映画やドラマで登場人物の<strong>心理的不安</strong>や<strong>異常な状況</strong>を視覚的に表現するために使われます。<br> たとえば、サスペンス映画や戦闘シーンで「不安定な状況」を表す際などに効果的です。</p> <p>しかし、報道番組でこの構図が使われると、<br> 「特定の人物や出来事に対して否定的な印象を与える」<br> という批判が出やすくなります。</p>

<p>現時点（10月23日）では、NHKから<strong>公式な説明は出ていません</strong>。<br> 映像の傾きが意図的だったのか、単なるカメラアングルや編集の都合だったのかは不明です。</p> <p>一部の専門家は次のように指摘しています。</p> <blockquote> <p>「スタジオ内や中継映像の角度補正ミスの可能性もある。<br> ただ、ニュース映像としては非常に珍しい構図。」</p> </blockquote> <p>つまり、“疑義はあるが断定はできない”というのが現時点の状況です。</p>

<p>公共放送においては、<strong>中立性と信頼性</strong>が最も重視されます。<br> 報道の「言葉」だけでなく、「構図」「音」「照明」などの演出も視聴者に無意識の印象を与えるため、<br> 映像表現の一つひとつが慎重に扱われるべき領域です。</p>

<p>SNSで動画が拡散する時代、視聴者の「映像を見る目」も鋭くなっています。<br> 構図ひとつで炎上するというのは、<br> それだけ人々が“見せ方”に敏感になっているということです。</p> <p>受信料を国民から徴取するのに、このような報道を姿勢をとるNHKに疑問を感じるようになるのは仕方がないことかもしれません。 メディアリテラシーに加えて、強制的に受信料を徴取することも今の時代に適しているのか議論することも重要だと考えます。</p>

<ul> <li>NHK「ニュース7」で放送された映像が斜めに傾いていたとして、SNSで「ダッチアングル演出では」と議論に。</li> <li>ダッチアングルは映画などで不安感を与えるために使われる手法。</li> <li>NHKからの公式な説明はまだなく、意図的かどうかは不明。</li> <li>公共放送の“中立性”をどう守るか、映像表現のあり方が問われている。</li> </ul>